
doda掲載料金はいくら?SNS採用との役割分担と費用設計を解説
SNS採用・採用広報
doda掲載料金はいくら?
SNS採用との役割分担と費用設計を解説
情報確認日:2026年9月30日
doda求人広告の通常掲載料金は、4週間・税抜25万円〜150万円です。ただし、採用予算を決める際は、掲載料だけでなく、求人原稿の伝わり方や応募後の対応まで含めて考える必要があります。
SNS採用を組み合わせる場合も同じです。投稿を増やすこと自体を目的にせず、求人広告で伝える募集条件と、SNSで伝える職場の実像をつなげると、施策ごとの役割が明確になります。
この記事では、dodaの料金の仕組みを押さえたうえで、求人広告とSNS採用をどう使い分け、何を基準に費用対効果を判断するかを整理します。
dodaの掲載料金とプランの違い
doda求人情報サービスの通常原稿には、A〜Eの5タイプがあります。公式公開料金は次のとおりです。
| 原稿タイプ | 掲載料金 |
|---|---|
| Aタイプ | 25万円 |
| Bタイプ | 40万円 |
| Cタイプ | 60万円 |
| Dタイプ | 100万円 |
| Eタイプ | 150万円 |
出典:doda公式「掲載料金・費用一覧」。2026年9月30日確認。実際の契約額は、企画・オプション・割引の適用条件によって異なります。
上位プランで変わるのは、情報量と見せ方
原稿タイプによって、検索一覧での表示順位や画像の扱い、社員インタビューなどの掲載項目が異なります。ただし、検索方法によって表示順位は変わるため、上位プランでも常に最上位に表示されるわけではありません。仕様は公式の企画比較表で確認できます。
プラン選びでは、「何人採用したいか」に加え、「どの情報が不足すると応募をためらわれるか」を考えます。仕事内容の理解が難しい職種なら業務の説明、職場の雰囲気が判断材料になる職種なら社員やチームの情報が重要になります。
掲載期間と公開までの準備を分けて考える
通常原稿の掲載期間は4週間、掲載開始日は毎週月曜・木曜です。公式案内では、契約書への捺印後、最短1週間で掲載可能とされています。ただし、取材・制作・確認の進み方によって日程は変わります。採用の締切から逆算し、社内確認の時間も確保しておくと進行が安定します。
出典:doda公式「求人広告サービス」。
割引は、使い切れる採用計画があるかで判断する
複数原稿をまとめて購入する「dodaチケット」も用意されています。単価だけで選ばず、利用期限内の募集予定や職種数まで含めて比較することが大切です。単発の募集と継続採用では、適した契約が異なります。適用条件は公式料金ページに掲載されています。
求人広告とSNS採用の役割分担
SNS採用は、SNS上の情報発信やコミュニケーションを採用活動に活用する方法です。doda公式の採用手法の解説でも、企業と求職者が直接・間接的に接点を持つ手法として紹介されています。
求人広告と組み合わせるなら、次のように役割を分けると設計しやすくなります。
求人広告:募集内容を明確にする
仕事内容、応募資格、給与、勤務地など、応募の判断に必要な条件を整理します。募集中のポジションと選考への入口を明確にする役割です。
SNS:働く姿を具体的にする
社員の一日、仕事の進め方、育成の様子などを継続して伝えます。募集条件だけでは想像しにくい職場の実像を補う役割です。
たとえば「未経験者を育成する」という募集条件なら、SNSでは入社後に何を学び、誰が支援し、どの段階で担当業務が増えるのかを具体化します。同じ言葉を繰り返すより、仕事を理解するための情報を増やす発想です。
併用すれば必ず応募数が増える、というものではありません。給与や勤務条件が候補者の希望と合わない場合や、応募後の連絡が遅い場合には、発信量を増やすだけでは改善しにくくなります。
予算は掲載料ではなく、採用単価から考える
SNSの通常投稿は広告出稿料なしで運用できる場合がありますが、取材・撮影・編集・確認には時間がかかります。求人広告と比較するときは、両方に同じ費用の範囲を適用することが重要です。
- 求人広告費:掲載料、追加オプションなど
- SNS制作・運用費:企画、取材、撮影、編集、投稿管理など
- SNS広告費:有料配信を行う場合の出稿料など
- 社内工数:出演、内容確認、応募者対応などに使う時間
採用単価 = 対象期間・対象募集にかかった採用費用 ÷ 採用人数
以下は計算方法を示すための試算です。SNS費用の相場や、採用成果の実績を示すものではありません。
| 同じ募集にかかった費用 | 金額 |
|---|---|
| 求人広告の掲載料 | 40万円 |
| SNSの制作・運用費 | 15万円 |
| 社内工数の換算額 | 5万円 |
| 合計 | 60万円 |
この条件で2人を採用した場合、採用単価は30万円です。1人なら60万円になります。採用人数が0人の場合は単価を算出できないため、応募数や面接数など途中の指標で原因を確認します。
追加予算は、足りない部分に配分する
求人が十分に閲覧されていないなら、露出の改善が論点です。閲覧はあるのに応募が少ないなら、条件や仕事内容の伝え方を点検します。面接に進んでも辞退が続くなら、候補者の期待と実際の仕事内容のずれを確認します。
SNSへの配分が意味を持つのは、継続的な接点づくりや職場理解を補う必要があるときです。どの施策にも一律の割合を当てはめず、採用上の課題から予算を決めます。
SNSで伝える内容と運用体制
投稿テーマは、候補者の疑問から決める
採用向けの発信では、再生されやすさだけでなく、応募前の疑問に答えられるかが重要です。テーマは次のように整理できます。
- 仕事を想像できない:一日の流れ、担当業務、チーム内の分担
- 経験が足りるか不安:入社後の研修、最初に任される仕事、相談先
- 人間関係が気になる:打ち合わせの進め方、上司との対話、チームの協力
- 入社後の成長が見えない:スキルの習得過程、役割の変化、評価の考え方
映像が適するのは、仕事の動きや現場の空気を伝えたいときです。制度や業務の要点を整理するなら、画像と文章の組み合わせも有効です。媒体名から企画を決めるより、伝える情報に合う形式を選ぶほうが、発信の目的がぶれにくくなります。
求人原稿とSNSの説明をそろえる
働き方や育成制度について、求人原稿と投稿で異なる印象を与えると、応募後の認識のずれにつながります。「どの部署の話か」「いつの取り組みか」「誰が対象か」が分かる説明にすると、情報を受け取る側も判断しやすくなります。
投稿から自社の採用ページへ移動した際には、募集中の職種と募集条件がすぐ分かる状態にしておきます。SNSで興味を持っても、募集情報が見つからなければ応募にはつながりにくいためです。
外注の価値は、制作と改善を継続できること
現場への取材や動画編集が負担になる場合、企画・撮影・編集・分析を外部に任せる方法があります。費用を比べる際は、投稿本数に加えて、取材の深さ、修正範囲、素材の二次利用、分析と改善提案が含まれるかを確認すると、業務の実態に沿って比較できます。
社内には、仕事内容を確認する担当者と、公開判断を行う担当者を置きます。外部の制作力と社内の現場知識を組み合わせることで、実態に即した発信を続けやすくなります。
成果は閲覧から採用まで、段階を分けて測る
求人広告の応募数とSNSの再生数は、異なる行動を表す数値です。同列に比べず、候補者がどこまで進んだかを確認します。
- 接点:求人の閲覧、SNS投稿の閲覧、プロフィールへの訪問
- 関心:採用ページへの移動、募集職種の閲覧
- 応募:応募完了数、採用要件に合う応募の割合
- 採用:面接実施数、内定承諾数、採用人数
流入経路と、応募を後押しした情報を分ける
自社採用ページへのリンクには、媒体や投稿を識別するUTMパラメータを設定すると、流入元を分析しやすくなります。Google公式では、参照元を表す「utm_source」やキャンペーンを識別する項目などが案内されています。
出典:Google アナリティクス ヘルプ「カスタムURLでキャンペーンデータを収集する」。
ただし、自社で計測できない外部サイト内の応募まで、UTMだけで把握できるわけではありません。また、SNSを見た後に社名検索をして応募する人もいるため、アクセス解析だけでは接点を捉えきれない場合があります。
応募フォームや面接では、「最初に会社を知った場所」と「応募前に参考にした情報」を分けて記録すると、直接の応募経路とSNSの補助的な役割を整理できます。同じ応募者を媒体ごとの採用人数に重複して計上しない運用も必要です。
成果が出ないときは、止まっている段階を見直す
閲覧が伸びない場合はテーマや見せ方、採用ページに移動されない場合は投稿と募集内容のつながり、応募されない場合は条件や応募手続きが主な点検対象です。応募後の辞退が多い場合は、連絡の速さや説明内容まで振り返ります。
比較するときは、対象職種と集計期間をそろえます。内定承諾まで時間がかかる募集では、掲載終了時点の数字だけで結論を出さず、同じ募集で集まった候補者の選考結果を追うことが大切です。
よくある疑問
dodaの料金は、採用が決まったときだけ発生しますか?
この記事で扱う求人広告は掲載に対して費用が発生するサービスで、採用人数に応じた成功報酬とは異なります。dodaには人材紹介など別のサービスもあるため、名称だけで判断せず契約するサービスと料金体系を確認します。サービスの区分はdoda法人向け公式サイトで確認できます。
SNS採用だけに切り替えれば、費用を抑えられますか?
掲載料が減っても、制作・運用の費用や社内工数は残ります。既存の認知度や採用期限によっても成果は変わるため、費用削減を前提に一括で切り替えるより、担当する役割と採用単価で判断します。
フォロワー数を増やすことが先ですか?
採用では、人数だけでなく、採用対象となる人に届いているかが重要です。フォロワー数とあわせて、採用ページへの訪問、要件に合う応募、面接時の理解度などを確認します。
SNS運用の費用は何で変わりますか?
撮影の有無、投稿形式、制作本数、取材の範囲、広告配信、分析の内容などで変わります。月額だけでは比較しにくいため、同じ業務範囲で見積もりをそろえると判断しやすくなります。
採用費用を左右するのは、情報と接点の設計
dodaのプラン選びでは、掲載料金とあわせて、候補者に伝えるべき情報と必要な露出を考えます。SNSは、仕事内容や働く人の姿を継続して伝え、求人情報だけでは補いきれない職場理解を支える手段になります。
掲載料、制作費、運用費、社内工数を同じ基準で集計し、応募から採用までの結果を追う。その積み重ねによって、求人広告とSNSのどこに予算を配分するべきかが見えてきます。




この記事へのコメントはありません。